Windows でのインストールと実行
インストール
通常の ComfyUI でも動きますが、 ComfyUIGradioに含まれる ComfyUI で 動作するので、こちらをインストールしてください。
もし、通常の ComfyUI を使用する場合、カスタムノードとして ComfyUI-GGUFと ComfyUI-DepthAnythingV2 をインストールしてください。
こちらをクリックして ComfyUIGradio2 をダウンロードしてください。ComfyUIGradio2 をインストールしたい フォルダにファイルを移動させ、右クリックしすべて展開を選びファイルを展開してください。 ComfyGradio のフォルダに展開するとこうなります。
モデルのダウンロード
FLUX Kontext と Wan2.2 I2V と Wan2.2 S2V と Qwen Image Edit のモデルをまとめて
ダウンロードできるツールを用意してあります。
ComfyUIGradio2 フォルダ内にあるmodel_download.bat
をダブルクリックして実行し、
models
フォルダを丸ごと ComfyUI フォルダに移動させてください。
ComfyUIGradio に含まれる ComfyUI を利用している場合、モデルファイルが 2 つ 重複していますが、上書きして問題ありません。
50GB 程度ダウンロードするので、ストレージの容量と通信回線容量に気を付けてください。
SDXL モデルは WAI-NSFW-illustrious-SDXL-v14.0 などをダウンロードして、ComfyUI をインストールしたフォルダの models フォルダの checkpoints フォルダに移動させてください。
実行
ComfyUI を先に起動してください。ComfyUI のポータブル版や ComfyUIGradio の ComfyUI の場合は、
run_nvidia_gpu.bat
をダブルクリックしてください。自動でブラウザが開かれるまで待っていてください。
開かれたブラウザは閉じても構いません。
次に ComfyUIGradio2
フォルダのComfyUIGradio2
フォルダ を開き、run_comfyuigradio2.bat
をダブル
クリックしてください。 ターミナルで ComfyUIGradio2 が起動し、ブラウザが開かれます。
起動オプション
ComfyUI を別のマシンで動かしている場合、次のオプションで接続できます。
- --server_addr ComfyUIのアドレス
- --server_port ComfyUIのポート番号
エディタでrun_comfyuigradio2.bat
を開き、python app.py
の箇所を次のように修正してください。
python app.py --server_addr ComfyUIのアドレス --server_port ComfyUIのポート番号
終了方法
ComfyUI のターミナルと ComfyUIGradio2 のターミナルとブラウザを閉じてください。
Linuxや手動でインストールする場合
ComfyUI のインストール
公式サイトなどを 参考に ComfyUI をインストールしてください。
Radeon についてはRadeon 7800 XT のメモ も参考にどうぞ。
カスタムノードは、ComfyUI-GGUFとComfyUI-DepthAnythingV2を使うので、
これらをgit
でインストールしてください。
ComfyUI
フォルダ以下で次のようにして ComfyUI-GGUF と ComfyUI-DepthAnythingV2 カスタムノードをインストールしてください。
cd custom_nodes
git clone https://github.com/city96/ComfyUI-GGUF
cd ComfyUI-GGUF
pip install -r requirements.txt
cd ..
git clone https://github.com/kijai/ComfyUI-DepthAnythingV2
cd ComfyUI-DepthAnythingV2
pip install -r requirements.txt
cd ..
ComfyUIGradio2 のインストール
python 3.13 と git をインストールしてください。
git
でファイルを取得し、venv
でPython環境を構築して有効にし、pip
で必要な
モジュールをインストールします。
git clone https://github.com/asfdrwe/ComfyUIGradio2
cd ComfyUIGradio
python3.13 -m venv venv
. venv/bin/activate
pip install -r requirements.txt
モデル
適当な SDXL モデルと、FLUX Kontext と Wan2.2 I2V と Wan2.2 S2V と Qwen Image Edit の
モデルをダウンロードして ComfyUI のmodels
フォルダ以下の適切なフォルダに
移動させてください。
モデル | 場所 |
---|---|
SD1.5、SDXL モデル | chekcpoints |
LoRA(DMD2やWan2.2 Lightning等) | loras |
FLUX-Kontext-dev GGUF と Wan2.2_I2V-A14B-GGUF と Wan2.2-S2V-14 と Qwen_Image_Edit | diffusion_models または unet |
t5-xxl GGUF と umt5-xxl-encoder-gguf と Qwen2.5-VL-7B-Instruct とQwen2.5-VL-7B-Instruct-mmproj | clip または text_encoders |
FLUX-VAE と wan_2.1_vae と Qwen_Image-VAE | vae |
SDXL モデルと LoRA の例
FLUX Kontext dev GGUF
Wan 2.2 I2V
Wan 2.2 S2V
Qwen Image Edit
- Qwen-Image-Edit-GGUF と Qwen_Image-VAE
- Qwen-Image-Edit-Lightning
- Qwen2.5-VL-7B-Instruct と Qwen2.5-VL-7B-Instruct-mmproj
実行
ターミナルで ComfyUI を起動してください。別のターミナルで
python app.py
で ComfyUIGradio2 を起動してください。
終了方法
ターミナルで Ctrl+C を押して、ComfyUI や ComfyUIGradio2 を終了させてください。
Radeon での動画生成の注意点
Fedora 42 + Radeon RX 7800 XT では ComfyUI の動作がいまいちです。
画像生成の場合、ComfyUI を --use-split-cross-attention --force-fp16 --fp16-vae
付きで起動しないと
VAE デコーディング時に VRAM 不足でタイリングになる場合があるので生成が遅くなります。
FLUX Kontextでは fp16-vae
の代わりに--bf16-vae
を付けないと黒画像が生成されます。
Wan 2.2 は、High と Low の切り替え時にモデルのロードで動作が止まり、うまく動かせていません。